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加点方式の彼氏

実体験

定期的に、彼氏と仕事終わりにご飯を食べに行く。
その時に私は必ず聞く言葉がある。

「この料理の点数は何点?」

これは彼が付ける点数と、私の付ける点数は大体近いので、共感し合う会話をしたいからである。

90点かなと彼が言った時。
私は残りの10点減点は何?と聞き返した。

「特にないよ、加点方式だから」

この言葉に私は面を食らった。

何故なら私はゴリゴリの減点方式の人間だから。
今食べているオムライスだって、ソースが少なくて薄かったからマイナス10点の90点なのだ。

「ここがもっとこうだったらとかはないの?」
「ないよ、良くない部分とか分からない。」

私はカウンセラーに彼氏の事を話している。
その度にカウンセラーさんは、彼の事をお墨付きの精神的安定性がある人と言っていた。

「色ちんさんも、彼の考え方から学ぶことも多いと思います」と、常々言われていたのだ。

こういう事か、そういう事なのか。

彼の精神が安定している部分の一つは、こういう所なんだ。

「私も加点で考える事にする」
「うん、そうしな」

そんな発見を感じた出来事だった。

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