実は、年子の姉が二人いる。
ただし私は再婚の子なので、上の二人とは血縁関係がない。
関わることもほぼなく、実質一人っ子として育った。
…が、学生時代はそうもいかなかった。
ちょこちょこ顔を合わせる機会があり、
そして裏では、姉妹がワイの悪口を言っていた。
その時、ふと思った。
あれ?この家族関係、まんまシンデレラやん。
実質ワイ、シンデレラ枠やんけ、と。
だからワイは誓った。
大人になったら素敵な人と結婚して、一攫千金や!と。
結果。
姉二人、高校卒業と同時にデキ婚。
ワイ、いまだ独身。
……泣いていいか?
そう、現実はいつだって非情である。
悲しきかな、ワイは恋愛体質でもなく、化粧っ気もなく、ただの芋だった。
一方姉たちは、恋愛大好き・化粧バリバリの女子。
その差は、「女」という土俵に立った瞬間、歴然と突きつけられた。
そう、この世を「女」として生き抜くのに必要なのは、
性格でも教養でもなく――
「愛嬌」と「顔」だったのだと痛感した瞬間である。
結果、姉たちは沢山のお子様を錬成。
生物的に優秀すぎる。
かたやワイ、相手すらおらず咽び泣く。
なんやこの人生の差は。
まぁ、自分の人生に後悔はしていない。
ただ、父親から孫の話が出るたびに、
ふと、こんなことを思い出してしまう今日この頃なのであった。


