仕事で疲れ果てて、普段は飲まないお酒を口にしたのが引き金だった。
封印していたはずの記憶が、濁流のように蘇ってきてしまった。
「彼女はいない」と紹介された真面目そうな男が、あろうことか合同飲み会の場に(本人は最後まで明言しなかったけれど)セフレを連れてきた。しかも、あろうことかその女から牽制されるという地獄のような状況。
極めつけは帰り際。
みんなで駅に向かっている横を、その男とセフレは二人、自家用車で涼しい顔して帰っていった。
これ、言葉にはされずとも「お前は対象外」と突きつけられたようなもの。めちゃくちゃに馬鹿にされている気がして、情けなくて泣ける。
アプリや相談所の苦しみから逃れたくて、「リアルの紹介なら、簡単に恋人ができるかも」なんて浅はかな期待を抱いた自分が、本当にバカだった。
結婚相談所もダメ。マッチングアプリもダメ。リアルの紹介ですら、これ。
自身のあまりの価値の低さを突きつけられたショックで、一度は記憶も感情も無理やり閉じ込めた。けれど、酒の力で一気に爆発してしまった。
あの時のことは、今思い出しても心の底から腹が立つ。
悔しいです!!(ザブングル風)


