大河内薫さん著の「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」を読んだので、感想文を書いていこうと思います。
今回この本を手に取ったきっかけは率直に、「今の職場がしんどいから、フリーランスという選択肢はどうだろう?」と悩んでいたからです。笑
税金に縁遠い会社員にこそおすすめしたい
この本は2018年出版と少し前のもので、現在と比べると制度が変わってしまった部分もあります。
しかし、確定申告とは一切無縁の会社員である私でも、その仕組みをそこそこ理解できました。
むしろ、税金という言葉から縁遠い会社員ほど、出版時期を気にせずに一度読んでみてほしいと思える一冊です。
なぜかというと、漫画でとても分かりやすく、「そもそも確定申告とは?」という根本的なところから一つずつ丁寧に教えてもらえるからです。
正直なところ、初見では本のパッケージがあまりにも取っつきやすそうに見えたので、逆に「今読んで意味があるのかな?」と疑っていました。笑
ですが実際は、漫画部分は分かりやすく、細かい制度についてはしっかりとした文章で補足説明してくれます。
本全体の構成も緩急がついているので、サクッと読み進めることができました。
色んな人が必死にもがいて生きている
具体的な内容はズバリ「確定申告」についてなのですが、対象としているのは低収入のフリーランス(年収195万円以下)や、独立したてで赤字続きの人、副業で20万円以上の収入がある会社員など、本当に多岐にわたります。
さまざまな状況の人が読んでも勉強になる内容です。
そういった色々な人のパターンが紹介されているのを読みながら、私は「世の中には色んな立場の人がいて、それぞれが必死にもがいて生きているんだな」と感じました。
その感覚は、「この世で悩んでいるのは自分一人ではないんだ」という、勇気に近い感情だった気がします。
現実の中にある優しさに触れて
生きていると色々と上手くいかず気分が落ち込むこともありますが、こういった本を通して、現実に立ち向かう人たちの姿や著者の温かみに触れると、不思議と元気が出ます。
厳しい現実もきちんと見るけれど、その現実の中にある「人の優しさ」も感じられる本でした。
確定申告の専門的な話より、本編とは直接関係のない私の主観的な感想が多めになってしまいましたが、成人しているすべての方にぜひおすすめしたい一冊です。

