久しぶりにマッチングアプリで男性と会ってきた。
前回の彼氏は条件と容姿で選んで上手くいかなかったから、 今回はその反省を活かして「性格第一」をテーマに掲げた。
相手から来てくれた人を条件で絞らず全承認して、 その中でやり取りが続いた一人目とお会いすることになった、というのが今回の一連の流れだ。
性格重視で選んでみた、会うまでの経緯
正直、プロフィールの時点で懸念点はあった。
お相手の身長は私より低く、写真も結構ぽちゃっとした印象。
それでも、せっかく「いいね」をくれたわけだし、メッセージの感じも悪くない。 コミュニケーションが取れる人ならまずは一度会ってみよう、 そう自分に言い聞かせて当日を迎えた。
実際に会って感じた、拭えない違和感
現地では、先にお相手が席を取っておいてくれたので、のち合流という形になった。
しかし、私は平均よりそこそこ背が高い。
それが理由かは分からないけれど、私の姿を見て、 彼が席を立つことは一度もなかった。
なんなら、帰りの話をした際も 「自分はもう少しここにいるので、先に帰ってください」と言われる始末。
結局、お互いの間には最後までどこか壁があるような、 しっくりこない空気が流れていた。
探り合いの会話、冷めていく自分の心
会話の内容は、殆どが仕事の話。
ただ私も、その時すでに相手に「自分の話をしたくない」と思ってしまっていた。
だから、基本的には相手の情報を引き出すことしかしない。
それどころか、あえて自分のマイナスな話をして、 相手の感情を冷めさせるような言動をあえて選んでいる自分がいた。
悪い人ではない。それは分かっている。
けれど私にとって彼は、 どんなに理屈で折り合いをつけようとしても、 生理的に「ない」判定に入ってしまっていたのだと思う。
自己開示を避けた理由の分析
なぜここまで頑なに自己開示を避けたのか。
それは、マッチングアプリという媒体そのものに、 私が「安全性」を見出せていないからだと思う。
本来、人間関係は「信頼」ができてから「自己開示」をするものだが、 アプリはその順序が逆転している。
信頼できない相手に自分を晒すことは、 私のような境界意識が強い人間にとっては、大きな心理的リスクでしかないのだ。
「アプリを利用する人そのものが信用できない」という不信感が、 無意識に自分を守るための防壁を作らせていた。
気づいたこと、そして残酷な結論
結果として、やはり容姿というのは自分にとってかなり重要なフィルターなんだと再確認する日になった。
子供向けアニメを見て泣くほどストレスがかかっている今の私にとって、 許容範囲に入っていない人と「もしかして」の可能性を追うのは、 自分を痛めつける行為と何ら変わらない。
心の余裕がない時こそ、本来は許容範囲を広げるべきなのかもしれない。 けれど実際は逆だ。
余裕がない時こそ、無理に自分を曲げず、 直感に従って自分を守るべきだったのだ。
今後の指針。自分に合った出会いの形
私はマチアプの場合、 よっぽど好みの男性でなければ、この先も上手くいかない気がする。
境界意識が強いからこそ、 プロフィールという断片的な情報から入るアプリはハードルが高すぎる。
これからはアプリに固執せず、自分の好きな趣味の方に力を注いでいきたいと考えた。
アプリは「1対1」だけど趣味の場は「多対多」。
密になりにくい環境だからこそ、そちらの方が自然に自己開示ができ、 結果的に親密になれる人を引き寄せやすいはずだから。
今回の苦い経験も、自分の「譲れない境界線」を知るための、 必要なステップだったのだと思いたい。


