元々は「自分がやりたい!」と思って始めたことなのに、いざやってみると「思ったのと違うな…」と感じたことはないでしょうか。
そうして「それならこっちも」と、あれもこれもと技術を集めているうちに、いつの間にか周りから「都合のいい奴」として扱われてしまう。
いわゆる、器用貧乏てやつです。
この状況に漠然と不安を感じてしまうのは、私だけでしょうか。
日本の教育や社会では、すべてにおいて「オール4」の成績や評価を取ることが求められがちです。しかし実際、偉大な成果を残している人物などは、どこか一つに特化した結果の産物であることが多いと思います。
だからこそ、あれもこれもと手を広げるのではなく、私たちの生き方にも「一つのテーマ」を立てた方がいいんだろうなと感じます。
でも、そういう話はよく耳にしますが、「じゃあ実際にどういう行動をしていけばいいのか?」という話になりますよね。
ということで今回は、ジム・コリンズ著『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』から、参考になりそうな箇所をお伝えします。
方向性を決める「3つの条件」と「仮説検証」
本によると、こういった「行動の指針」を決めるには、最短で4年、最長で十数年かかるのだそうです。
その中で指針となるのは、以下の3つの条件が重なる部分です。
- 情熱を持って取り組めること
- 自分が1番になれる部分
- 経済的な原動力になるもの(お金になること)
これに当てはまるものを話し合い、考え、出た「仮説」をすべて試す。
試してみて、うまくいった部分、そして「ここは自分が1番になれないな(うまくいかないな)」という部分を直視し、さらなる仮説を立ててまた試す。
ここで特に大切なのは「失敗した部分」です。
行動するだけでもダメ、頭で考えるだけでもダメ。
「行動」と、それと同じくらいの回数の「振り返り」を、何度も繰り返していかなければいけないということです。
実は、日常でやっていること
私はこの内容を読んだとき、「めっちゃ面倒くさい!」と思いました。
それと同時に、「出来る訳あるかぁ!!」とも思いました(笑)
しかし、過去の自分の行動を振り返ってみると、思ったより「よりよくするにはどうするか?」「より上手くなるには?」を考え、試行錯誤している自分に気が付きました。
もちろんそれは壮大な人生観の話ではなく、ゲームだったり、身近な作業のことだったりするのですが。
今回の話は物事の規模が大きいので、「そんな面倒くさいことをなぜしないといけないのか?」と思いがちです。
でも、自分が過去に同じような試行錯誤をした瞬間を思い浮かべると、意外と難しくはないのかな、と思ったりもします。
そう考えると、「今は無理でも、いつかは勝てる」と思える気がするんです。
そのためにも現実を見て、試行し続ける。
そんな前向きな気持ちを心に抱くことが、揺るぎない方向性を見つける一歩になると私は考えます。
どんなに長い目標も、まずは足元の一歩から、です。
共に頑張りましょう~!

