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エニアグラム

【エニアグラム考察】本能タイプ「自己保存」は、めちゃくちゃビビり説

エニアグラム

今回は独り言に近い考察ですが、表題の「ビビり」説について書いていきます。

本能タイプについて

エニアグラムには、9つの性格タイプのほかに「本能タイプ」という、特定のタイプから更に3つに分かれるサブカテゴリのようなものがあります。

  • 自己保存型
  • 性的(セクシャル)型
  • 社会的(ソーシャル)型

の3つです。

これらは人間の持つ3つの生存本能のいずれが強く働くかを組み合わせたもので、行動の大きな原動力となります。基本タイプが同じでも、この本能の違いによって印象や行動パターンが大きく変わると言われています。

そんな本能タイプの中から、今回は「自己保存」について少し考えてみたいと思います。

私自身がゴリゴリの自己保存優位であるため、他タイプよりは多少解像度高く語れる気がするからです。

自己保存型について

自己保存のベースは「安心・安全な環境」の死守
まずは一般的な自己保存的本能の説明から。

生存欲求に基づき、衣食住、健康、金銭、仕事の安定を最優先するエネルギーです。全9タイプ共通で、安心・安全な環境や資源確保への関心が高く、自分の領域や快適さを無意識に守ろうとする特徴があります。(エニアグラム学会)

私はこの中の「安心・安全な環境」という箇所が、自己保存の最大のポイントだと考えています。

ドン・リチャード・リソ著の『エニアグラム【実践編】』などには、自己保存の特徴として「節約志向、気温(環境)にうるさい、神経質になりやすい、狭いコミュニティで完結」といったことが書かれています。

総じて、第一に「自分」を中心にしたナニカをかなり気にする感覚です。
これだけ見ると、タイプ6の基本特徴にも通じるような警戒心の強さを感じますよね。

なぜ自己保存は「ビビり」になりやすいのか?

では、なぜ「安心・安全を求めること」が「ビビり」に直結するのでしょうか。自分なりに深掘りしてみると、以下の理由が浮かび上がってきました。

「生存」が揺らぐことへの高感度アラート

自己保存にとっての「安心・安全」は、単なる心地よさではなく「生き延びるための絶対条件」です。衣食住という「生きること」を第一に考えているため、環境などの変化に非常に弱いです。

「職場」なども安全な環境に含まれるため、もし冒険心や挑戦心が湧いたとしても、行動に移しにくいのは3つの本能タイプの中では、自己保存だと思います。
やりたくても「安全の保障がないと行動に移せない」と、他の本能と比べると強く感じてしまうのです。

リソースの不足を恐れるセンサー

自己保存優位の人は、自分の周囲の場に何か起きないか等を細かく観察しています。
あまり外界を信頼しきれていないのも、この本能の特徴な気がします。

日々の生活でも、風変りな真新しいアイテムよりも、機能的で昔ながらの固形石鹸や粉末洗剤のような「確実に役立つとわかっているもの」を選ぶことで安心感を得たりします。

自分の体力、気力、お金が不当に奪われたり、予測不能な事態に巻き込まれたりしないよう、常に環境をスキャンしている。その警戒心の高さが、結果的に「ビビり」という性質に繋がるのだと思います。

海外のエニアグラム研究からの裏付け

この「自己保存=警戒心が強くビビり」という感覚は、実はエニアグラムの研究者の間でも理論として語られています。

例えば、海外のエニアグラム研究機関(Integrative 9など)の解説では、自己保存本能は「自分のエネルギーやリソースが枯渇することを恐れ、予測不可能な事態や過度な露出を避ける傾向がある」とされています。

また、米国の著名なエニアグラム研究者であるベアトリス・チェスナット(Beatrice Chestnut)氏も、自己保存の根底には「生存が脅かされることへの強い恐れ」があり、物質的な安定を確保するために、非常に防衛的になりやすいと指摘しています。

つまり、自己保存が安全保障のない未知を恐れ、外界に対して細心の注意を払う「ビビり」であるというのは、生存本能のメカニズムとして極めて理にかなっているわけです。

最後に:私個人の実体験

ここまで自己保存のビビり説について書いてきましたが、最後に少しだけ私の話を。

私はエニアグラムでいうと「タイプ8(挑戦する人)」になります。
タイプ8の一般的な説明を読むと「強気、自己主張、パワフル」といった言葉が並びます。

しかし、その説明とは裏腹に、私自身の容姿は無個性ですし、おまけにビビりです。

このギャップも、私がゴリゴリの自己保存優位であることが大きな一因になっていると今なら分かります。外界への警戒心が強いからこそ、自分の安全領域を守るために強固な防壁を築こうとするのです。

さらに言えば、私はウィングが9であることも関係していそうです。
自己保存の「安全第一」という生存欲求に、タイプ9の「平穏な環境を乱されたくない、波風を立てたくない」という性質が掛け合わさることで、さらに警戒心や現状維持のバイアスが強化されているのを感じます。

「強気なタイプ」と言われがちなのに、内面はめちゃくちゃビビりで、石橋を叩き割る勢いで安全確認をしてしまう。エニアグラムにおける基本タイプと「本能タイプ」の組み合わせは、本当に奥深いなと改めて思いました。

読んでいただきありがとうございました。

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