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ポジティブ心理学実体験

自分を受け入れるまでの5つのステップ

ポジティブ心理学

前回、自分が「窓際社員」になった経緯を記事にした。
書き上げてみると、不思議なほど胸のつかえが取れ、気持ちがスッと落ち着いていくのが分かった。

最近、鈴木秀子さんの『生かされる理由』という本を読んでいる。

その中には、本人や身内が余命宣告を受けた際、人が現実を受け入れるまでに辿る「5つのステップ」について記されていた。

一つ目は「否認」
自分が数か月の命だなんてあり得ない、という現実への否定。

二つ目は「怒り」
なぜ自分が、これほど頑張ってきたのになぜ、というやり場のない感情。

三つ目が「取引」
生活を改めるから、せめて娘が成人するまでは生かしてほしい、といった条件付きの猶予を乞う行為。

四つ目は「抑うつ」
何をやっても無駄だという、諦めに似た無力感。

そして最後が「受容」
死という現実を、静かに受け入れられるようになった状態だ。

この本では、人間にとって最も重い「死」を題材にこのプロセスが語られている。
ただ読み進めるうちに、これは何も死に限った話ではないのではないか、という気がしてきた。

思い返せば、今回の窓際社員という実質的な辞令に対しても、自分はこの5つのステップをなぞっていたように思う。

最初は「そんなはずはない」と否定し、 次に、これほど会社に尽くしているのに、なぜこんな仕打ちを受けねばならないのかと憤った。

今からでも周囲に頭を下げれば状況が変わるのではないかと、自分を押し殺す「取引」をし、 やがて気力が尽き、「もうどうでもいい」という抑うつ状態に陥った。

そうして、少しずつ今の状況を受け入れていったのだ。

本には、自分が受容の段階まで進むと、逆にその状況を受け入れられない周囲の言葉に対し、悲しみや焦燥感を覚えることがあるとも書かれていた。

この点もまた、自分の感覚として妙に腑に落ちる部分があった。

この本はあくまで、死をテーマにしたものだ。
しかし、この「受け入れるまでのステップ」は、多かれ少なかれ日常の喪失体験の中で繰り返されているのではないだろうか。

仕事、立場、人間関係、期待していた未来。
それらが崩れ去ったとき、私たちは否定し、怒り、落ち込み、そして時間をかけて受け入れていく。

だからこそ、現状に対する否定や怒り、悲しみを無理に抑圧する必要はないのだと思う。
それらの感情を一度外に出して初めて、客観的に自分を見つめ直せることもある。

感情は押さえつけるのではなく、きちんと味わうこと。

それが成長への道であり、自分自身を真に受け入れることにつながるのではないか。
今はそう感じている。

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