最近、近隣で健康被害を伴うトラブルがあった。
周辺地域の人が集まって話し合いの場を設け、解決策を提示して当人と約束を交わした。
しかし、その人は約束を全て破り、自分のやりたいように振る舞っている。
こういう身勝手な振る舞いを目の当たりにする度に、
「生まれながらの悪人はいない」という言葉を思い浮かべる。
確かに、最初から純粋な悪意を持っている人は少ないのだろう。
しかし、自身の欲望に抗えず、他人が不快に感じていても自分の気持ちを最優先し、「結果的に悪人になる人」は多いと思う。
厄介なのは、当の本人は会話にならないほど「被害者意識」が強いことだ。
おそらく、本人の中では私たち周囲の人々こそが「悪」なのだろう。
世の中には、本質的な悪人という存在は多くはないにしろ、
「私から見た相手が悪」であり、「相手から見た私が悪」になるという構図がたくさんある。
互いの我欲を優先するがゆえに生まれる「悪人」は、この世に大勢存在するのだろうなと感じた出来事だった。

