退職して2週間。
休みを謳歌している無職だ。
そんな私が最近毎日見ているのは、YouTubeにある「推し活」を取り上げた動画。
推し活にハマっている人に密着して、その生活を追っていく内容である。
私自身、好きな作品はあるけれど、「推し活」と呼べるほど深くハマった経験はあまりない。
故に、特定の人物に入れ込むという感覚が分からなかった。
しかし、自分が無職になった時、彼らの心理が少しわかった気がしたのだ。
無職になると、心の余裕が生まれる一方で、「孤独感」に苛まれる瞬間がある。
この孤独感の正体は、社会の歯車から外れてしまったような疎外感や、
どこかの組織に属しているという「結束感」が失われたことによるものだと思う。
そして、こういう心の隙間がある時こそ、人は何かに熱狂する「推し活」にハマりやすくなるのではないだろうか。
もちろん、推し活にはお金がかかる。
働きながら、お金をやりくりしている人がほとんどだ。
しかし、そうやって社会に属して働いている人であっても、
根底には今私が感じているような「孤独感」があり、
それを埋めるための行動が推し活に繋がっているのではないかと感じたのだ。
この孤独の問題は、現代を生きる誰の心にも潜んでいる普遍的な問題に過ぎないのかもしれない。

