世の中の生きにくい者たちの選択肢は二つ。
足掻くか、諦めるか。
前回、「低IQは生きづらいよ」という記事を書いた。
今回は、そのスペックでどうやって、この世の中を渡り歩くかを考えてみる会。
兎にも角にも「普通」という名の仮面を作る
まずは自分の特性を知ることから始める。
ここを間違うと、装備できない武器を必死に磨くような「意味のない努力」になっちゃうからね。
・自分が戦える努力の方向
・感情のスイッチが入る瞬間
捨てられる個性と、捨てられない特性
そして何より重要なのが、「世間の一般」の解像度を上げること。
自分の下方バグを修正する、あるいは隠蔽するためには、まず「正常」を知らなければならない。
知識や技術は後回しでいい。
まずは「世間で言われている常識」という名のプログラムを脳にインストールしよう。
人間観察という名の「データ収集」
自己分析が終わったら、次はフィールドワーク。
コミュニティ、習い事、何でもいい。とにかく「人間が会話している環境」に所属する。
この時も、無理に輪に入る必要はなくて、ひたすら人の会話を盗み聞きする。
・嫌われている人はどんな受け答えをしているか?
・好かれている人はどんなタイミングで相槌を打っているか?
このデータをひたすら蓄積し、別の場所でコッソリ試してみる。
AIが学習データを集めて人間らしく振る舞う過程と同じ手法を、手動でやる。
ただ、私たちは人間なので、やりすぎるとストレスでこちらが先に死ぬ。
その為おすすめは「テレビのひな壇芸人」や「ラジオ」を見聞きして学ぶ事だ。
彼らは会話のプロなので、言葉選び、間合い、空気の読み方。これら最高の教材をタダで学べる最高の先生だ。
足りない要素は「倍率」で殴れ
世の中の「普通」を理解し、擬態ができるようになったら、次は出力の話だ。
私は、低IQでも上に立つことはそこまで難しくないと考えている。
特に、この日本という「テンプレートが評価される地盤」においては。
ただし、「人の倍倍倍以上の努力」は絶対条件になってしまう。
才能がない分は、物量でカバーするしかない。
コミュ力が低い? なら人の何倍も話す回数をこなす。
世渡りが下手? なら人の何倍も泥臭いパターンを経験する。
頭が悪い? なら人の3倍勉強する。
すべての行動において、足りない部分をカバーする一般人の倍、倍、倍のコストを支払う。 そうすれば、苦手なことでも「人並み」までは持っていける。
これを「努力という名の力技」と呼ぶ。(白目)
悲しきデメリットと、もう一つの選択肢
ただ、この「全方向・倍倍努力」を続けると、とんでもないデメリットが発生する。
本来の自分が消滅する。
そして個性と引き換えに、世の中は驚くほど生きやすくなる。
「自分らしさ」を取るか、「生きやすさ」を取るか、どちらを選ぶかはあなた次第。
因みに私は迷いに迷って、後者を選んだ。
あとは、人には向き不向きがあるから出来ないことは諦めていいと思う。
その代わり、それを補う別の武器は磨かないといけないけど。 結局のところ、私が言っているのは「とにかく努力」ということだ。
適当に生きて許されるのは、「この世の中に不自由を感じない選ばれし者」だけなのだから。
努力せずに楽にいきたい。という当たり前の人へ
「世の中つらいけど、努力せずに、でも楽に生きたい」 そんな人に、最強の処世術。
・笑顔
・全肯定
・自分の意見封印
・ひたすら傾聴
これを徹底し、社会の懐に潜り込むと大体上手くいく。
もちろんこれも自尊心と個性は死ぬけど、驚くほど楽に生きられる。
どうせ何十年も生きづらかった時点で、自尊心なんてボロボロだろうから、そんなもんくれてやりましょう。
最後に
ここまでドヤ顔で語ってきた当の私は今、どうしているか。
諦めている!!
だからこの文章は、昔の私が必死こいて血反吐を吐いていた頃の記憶を引っ張り出し、隠居した仙人ぶって喋っているだけ。
私は結果的に世の中に溶け込めたけど、その成れの果てはこれである。
足掻くもよし、諦めるもよし。
ただ、自分のスペックと相談だけは忘れずに、各々の幸せな生き方が出来ればいい。




