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実体験

女性の「うつ病」への耐性はPMSにあるのでは?

実体験

PMS(月経前症候群)の渦中にいるときは、案外その正体に気づけなかったりする。
ただ漠然と心が沈んでいく「うつ症状」に苦しんで、ある時ふと「ああ、原因はPMSだったのか」と答え合わせができる。

あの期間の精神状態は、いわゆる「うつ病」の思考そのものだ。

入り口も出口もないトンネルに閉じ込められ、自分の脳が作り上げた「空想の絶望」を味わい続ける。

厄介なのは、その空想が現実と全く同じ質感を持って襲ってくることだ。
あの感覚から逃げたいと思うのは当然だし、たとえその手段が「死」であったとしても、当時の自分にはそれが唯一の救済のように思えてしまう。

ここまで考えて、ふと気づいたことがある。

日本の男性は女性よりも自殺率が高いと言われているが、もしかすると彼らは、この「絶望の感覚」に慣れていないのではないだろうか。

女性は、たとえ健康であっても周期的にホルモンバランスが乱れ、強制的にうつ症状へと引きずり込まれる。

それは一見ただの苦しみだが、捉えようによっては「絶望の予行演習」を繰り返しているとも言える。度重なるしんどさやイライラを乗り越えることで、無意識のうちに精神的な起伏への耐性が、しぶとさが、培われているのではないか。

そう考えると、女性が日々ホルモンに翻弄されながらも、それを抑えて仕事や勉強、家事や育児をこなしているのは、本当にすごいし、偉すぎる。抑えきれない時もあるけど

私たちは、もっと自分を肯定していいと思う。
あの絶望の淵から毎月生還しているのだから。

自分をもっと褒めてあげようと、改めて強く感じた。

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