女叩き・男叩きが目につくようになった。
昔は2ちゃんねるで女叩きが多かったけど、ガールズちゃんねるの登場で今度は男叩きが生まれ、
そのままXにあふれ、今やYouTubeにまで波及してしまっている。
かつて女性は社会での立場が弱く、自由に声を出せる状況じゃなかった。
でも今は経済事情が変わり、「働かないと社会が回らない」という理由で女性が表舞台に引っ張り出され、結果として“男女平等”の看板が掲げられるようになった。
その流れの副作用が、いまの性別VS化だと思う。
事件があるたび、どちらか一方を意図的に下げる投稿が増え、
それが「正義の告発!」みたいな顔で大量に拡散されていく。
ネットが嫌っていたはずの“偏向報道”を、私たちも同じようにやってしまっている。
裏で愚痴を言うのは自由だ。誰にも聞かれないところで毒づくのも人間らしい。
でも、それを「大多数の意見っぽく」見せてネットに流すのは、話が違う。
なぜなら、人は“多数派”に弱いからだ。
実際には少数の声でも、「ま〜た○○がやらかしw」というタイトルをつけられるだけで、
フラットだった人まで一瞬でその空気に引っ張られてしまう。
こうして性別の分断は、どんどん深まっていく。
ただでさえ今の日本は、性別同士で殴り合う余裕がない。
経済も人口も沈みかけているのに、同じ船の上で水を掛け合ってどうするんだ、という話だ。
少子化の原因のほとんどは収入問題だろうけど、
性別の分断がカップル成立を少しでも阻んでいるのなら、それはもう国的にも損失だ。
何より、人口の半分が不快になるコンテンツなんて、単純にストレスが増えるだけで誰も得しない。
実際問題、私もこの考えに毒されている。
だからこそ、自分への戒めとしてこの文章を書いてみた。
気をつけていかなきゃな、と改めて思う。

