正直なところ、私も今の内閣にはかなり期待していますし、信頼も置いています。
これまで停滞していた法律が次々と改善され、目に見える「結果」が出ているのを感じるから。そうした実績が、今の国民からの厚い支持に繋がっているのは間違いないと思う。
ただ、ふとネット上の盛り上がりを見ると、怖さを感じることがあります。
支持する熱量が凄まじく、どこか「高市さんなら全て正解」という空気が出来上がっているように見えるからです。
もし仮に、彼女が少し間違った施策を出したとしても、「高市さんのことだから、他で帳尻を合わせてくれるはず」と、検証しないまま飲み込んでしまわないでしょうか。
もちろん今の総理を疑えと言いたいわけではありません。 ただ、私たちが注目すべきなのは「誰がやるか(人)」以上に、「どういう仕組みで、どんな法律になるか(システム)」、そして「今の世界情勢でそれがどう作用するか」ではないでしょうか。
Youtubeなどのネット動画はどうしても閲覧数が必要なため、耳障りの良い内容に偏りがちです。
発信者が特定の「人」に熱狂すればするほど、私たち受け手も知らず知らずのうちに視野が狭くなってしまいます。
世界の現状はもっとピリついているはずなのに、ネットでは「日本はすごい、大丈夫」という心地よい空気に包まれている…。それはある意味、日本的な「臭いものに蓋」をする文化かもしれませんが、これからの時代、それでは立ち行かなくなる気もします。
なぜ今、この総理が支持されているのか?
なぜこれまでは、全く逆の仕組みが許容されていたのか?
なぜ今回、保守的な思想が受け入れられたのか?
大切なのは、「人」を見て一喜一憂することよりも、こうした根本的な背景を考えることだと思います。
そうでないと、また時代が変わった時に、私たちはどう対応していいか分からなくなってしまうから。
日本には素晴らしい文化があり、能力の高い人がたくさんいます。
だからこそ、「なんとなく良さそうだから好き!」という思考停止で終わらせてしまうのは、あまりに勿体ないと思うのです。
今の良い流れを本物にするためにも、私たちはもう少しだけ冷静に、「人」ではなく「未来」を見据えてみませんか?そんな事を感じた今日この頃でした。


