幼少期から感情に振り回されっぱなしの私は、社会に出てからは「できるだけ波立てずに生きようキャンペーン」を個人的に開催している。
その結果、楽しい・感動・寂しいあたりの感情は静かで、省エネモードみたいな動きしかしていない。
だけど、「いやなこと」だけは別枠。
これだけは感情のスイッチが爆音バイク並みに壊れ気味で、一気に爆発する。
今日はその嫌なことの中でも、特に私の脳みそをかき乱すジャンル、「惨め」感についてまとめてみる。
私は根底に「孤独だ…」という設定があるらしく、自分がいる場所で誰かが楽しそうに群れだすと、途端に心がザワザワしだす。
すると脳内に、消防車レベルのアラートが鳴り響く。
「早く群れろ!急げ!死ぬぞ!!」みたいな。
ただしここで問題が起きる。
私は、そもそも群れるのが苦手だ。
そのため、周囲に群れが存在しなければ、私は普通に単独行動している。
それこそ野良の猫くらいの気楽さ。
でも現実の世界って、基本的に群れ文化じゃないですか。
みんなで絆を深めよう!みたいなイベントも多い。
その結果、警報に屈して馴染めば、弱い自分を非難し、面倒な時間を過ごすことになり、
一人を選べば「惨め」と「敗者感」を同時にフルコンボで食らう。
外にも内にも馴染めず、「どこ所属なんだコイツ」みたいな半端ポジションに落ち着く。
この矛盾がずっと私の中でグルグルしていて、脳内は常に“群れの予報”を出している状態だ。
というわけで今日も私は、群れを嫌いながら群れに反応する、ややこしい生き物として生きている。


