私は恋愛・青春ジャンルにピンとこないタイプなので、細田監督の作品は「時をかける少女」以外、観たことがない。
おそらく『果てしなきスカーレット』もこのまま観ずに人生を終える予定だ。
……なんだけど、この作品が盛大にコケたと聞いて、逆に興味が湧いた(最低)。
まとめ動画や掲示板を覗いてみると、けっこう「いつかこうなると思ってた」みたいな声が多くて驚いた。
世間の印象以上に“細田守ブランド”って、長年めちゃくちゃ高く評価されてたんだなと実感した。
ただ、にしても叩かれ方がエグくない?
有名人の転落劇って、そりゃあストレス発散にちょうどいいんだろうけど、親の仇かな?ってレベルで殴ってる人がいて、ちょっと本気で心配になった。
今回の一件で、「この人はどれだけ叩いてもOK枠」に格下げされた感じがある。
そして今も映画は上映中。
爆死と言いつつ、まだ数字は出揃ってない。
ギリ首の皮一枚残ってる状態だ。
ただ、これが完全に終わった瞬間、細田監督の地位はほぼ間違いなく落ちる。
問題はその後だ。
一度上げた評価と生活水準は、下げるのが地獄みたいに辛い。
少なくとも、細田監督には“クリエイターとしての信念”みたいなものは確実にあるように見える。
だからこそ、そのプライドが折られたときに、どうなるのかが怖い。
今までの人生でも介護や制作難航など、大変な時期が何度かあったと聞く。
今回の状況は、それに匹敵するほどキツい時期になるんじゃないか。
功績がリセットされ、またゼロから積み上げるような感覚。
そんな未来を勝手に想像してしまい、他人事なのに妙に胸が痛くなるのだ。


