まだ退職して数日ですが、ちょっとした心境の変化を感じたので書いてみます。
それは、少しだけ「自分」に目が向くようになった、という話です。
これまでの私は、日々の忙しさに追われ、自分の体のコンディションや外見のメンテナンスに一切気が回っていませんでした。
正確には、気付いてはいたけれど、そこに対応できるほどの精神的な余裕がなかったのです。
気が付けば、身にまとうものも、自分の容姿も、すっかり気にしなくなっていました。
当時の私にとって、ファッションはただの「面倒な作業」であり、外に出るための最低限のマナー程度にしか捉えられなくなっていました。
婚活のために「男性受けする風貌」に変えなければならないという苦痛。
会社で「TPOをわきまえた服」しか着られないという重苦しい空気。
今思えば、世間の環境や誰かの目線に合わせて装うことは、自分の気持ちを後回しにし、自分自身をおざなりにすることでもあったのだと感じています。
そんな私が、退職後に容姿のイメチェンを行いました。
理由は単純で、会社が近所にあるため、元同僚にバレないようにするためです。
しかし、いざやってみると、純粋に「楽しい」と感じる自分がいました。
過去とは違い、今は何を着ても自由です。
自分の好きなようにイメチェンしてよいのだという事実が、私を意欲的にしてくれたのかもしれません。
義務やマナーのためではなく、自分のために装うことが、こんなに心地よいものだったとは。
心の内面を探求するだけでなく、自分の外見にも気を配り、心地よく整えてあげること。
それもまた、「自分を大切にする」という行為の一つなのだなと、改めて感じた出来事でした。

