「文章はその人を表す」
ライターさんやブロガーさんから、こんな言葉を聞くことがよくあります。
自分がブログに興味を持つ前までは「よくわからん」で片づけてしまっていましたが、ここ最近、自分自身が毎日ブログを更新し、本を読むようになってから、ようやくその言葉の意味が理解できるようになってきた気がします。
そんな中でふと、「エニアグラムのタイプ別でも、文体に結構な差が表れるのではないか?」と感じるようになりました。
ということで今回は、現在エニアグラムを勉強中の私がうっすらと感じている「各センターの文章の違い」について書いていこうと思います。
はい、この記事は完全に主観です。(曇りなき眼)
本題の前に:3つのセンターについて
エニアグラムでは、9つのタイプを大きく3つのセンターに分ける考え方があります。
人間の体の部位に見立てて、「日常生活の中でどの機能をメインに使って生活を送っているか(=自分が扱いやすい得意分野)」を表すものです。
- タイプ2, 3, 4 = ハートセンター(感情)
- タイプ5, 6, 7 = ヘッドセンター(思考)
- タイプ8, 9, 1 = ガッツセンター(身体)
ちなみに、各センターのど真ん中にいる「タイプ3、6、9」の人たちは、無意識に自分のメインセンターの機能から目を背けようとする(切り離す)癖があります。
タイプ3は自分の本当の感情を、タイプ6は自分の思考への自信を、タイプ9は自分の本能的なエネルギーを無意識に抑えてしまうため、これを「否定点」や「盲点」と呼んだりもします。
本人が問題という意味ではなく、そういう無意識の防衛が働きやすい人たち、という意味です。
それでは、この3つのセンターごとに、どんな文章のクセが出るのかを見ていきましょう。
タイプ2, 3, 4【ハートセンター】の文章
「情景と感情を、取りこぼさずに伝えたい」
感情をメインに使うハートセンターの人たちは、相手に伝えようとすればするほど「心」の描写が増えていくように感じます。
そのため、このタイプの人たちの文章は、人物、環境、状況、立場といった「前提」が結構細かく書かれているイメージがあります。
これはエッセイに限らず、研究結果や傾向を語るような論理的な内容であっても同じです。
「この気持ちを、この状況を、絶対に間違いなく捉えて伝えたい!」という熱量が文章から伝わってくるんですよね。それゆえに、前提の話が長くなっていくのだと思います。
「気持ち」を大切にしているからこその表現方法で、とても魅力的です。
日常の些細な感情の動きに気づくことができるので、エッセイなどを書かせるとハートセンターの人はかなり強い気がします。
タイプ5, 6, 7【ヘッドセンター】の文章
「過不足なく、論理的で分かりやすい」
思考をメインに使うヘッドセンターの人たちの文章は、一言でいえば「論理的で分かりやすい」です。
会話の基本と言われる「5W1H」が綺麗に入っていて、物事の本質を捉えてスッキリと伝えてくれます。
論理学者が書くような理路整然とした論文は、かなりの確率でヘッドセンターっぽいなと感じることが多いです。
内容の必要性に応じて、文章を長くも短くもできる。
仮に長い文章であっても、横道に逸れないし無駄がない。
それが本当にすごいなと感じます。周囲の状況やニーズに応じた対応が得意そうな印象です。
ただ、前提となる話も「自分が書きたいから」ではなく「説明に必要だから」という理由で入れられることが多いのか、文章から「筆者の個性(エゴ)」を感じにくいという側面はあります。
とはいえ、本筋を綺麗に進んでくれるので、読みやすさランキングでは間違いなく第1位だと思います。
タイプ8, 9, 1【ガッツセンター】の文章
「短く、的確に、勢いでゴリ押す」
身体をメインに使うガッツセンターの人々の文章。
私自身がタイプ8なこともあり、同じセンター同士の文章は意思疎通がしやすく、とても分かりやすいです。
ただ、身体感覚に落とし込むタイプなので、文章も結構「感覚的」な気がします。
論理的に順序立てて説明したり、細やかな感情を表現したりするのは、少し苦手な方が多い印象です。
本を読んでいても、「短っ!」「もっと詳しく教えて!」と感じやすいのはこのタイプかもしれません。
もしガッツセンターの人に無理やり長文を書かせようとすると、同じことを言い方を変え、書き方を変え、ただ繰り返すだけになりがちなので、あまり強要はしないようにしましょう(笑)。
このタイプは短い文章でズバッと切り込む方が向いています。
端的で的確。
そして全体的に、言葉足らずな部分を「雰囲気や勢い」でゴリ押そうとするのも特徴です。
最後に
まだまだ自分も勉強中の身ですが、現地点で思うことをまとめさせていただきました。(個人的には、結構いい内容にまとめられた自信があります!)
本文でも少し触れましたが、同じセンターの人が書く文章って、思考回路が似ているのか結構スッと入ってきます。
逆に、自分のタイプと離れているセンターの文章は、意図を汲み取るのが難しくなりやすい傾向があります。
私の場合、ガッツセンターの人間だからか、ハートセンターの感覚を理解するのは今でも少し難しいなと思うことがあります。
でも、以前とは違い、「どのタイプもそれぞれ良さがあるし、どのタイプも等しく面倒くさいな」とフラットに思えるようになってきたので、自分も少しは成長できたかなと思っています。
ということで今回はここまで。
そろそろ自分のことも書きたい、色ちんでした。


